学校から借りた自転車のちょうしがものすごく悪かった。
5漕ぎに1回はがこってチェーンが外れるものだから近所のスーパーに行くのすらはらはらだ。立ち漕ぎしてみたら、腰浮いたまま空振りして、危うく落ちるとこだった。
チェーンがガコっていう現象は「歯飛び」というらしい。原因としては、チェーン不良以外にギアのすり減りっていうのもあり得るらしい。
チェーンはどろっどろにオイルやらよく分からないものがこびりついていたのだけど、ちょっと擦ってみたら意外と銀色だった。
ただ、伸びでるかチェックをしたら、だいぶガタがきていそうだった。
チェーンの伸びの簡単な確認方法として、前のギア?(チェーンが引っ掛かっている丸いギザギザ)の上の方のチェーンを引っ張ってみる、というのがあった。
これが1cm引っ張れたら変え時で、ギザギザが丸見えになったら本当に変えた方がいいらしい。
ということで、引っ張ってみたところ、ギザギザの高さ×2くらい持ち上がってしまった...
早急にチェーンを変える必要を感じたので、おんぼろチャリでスーパーに向かった。
チェーン交換に必要なものは、とりあえずふたつ。
チェーンと、チェーンカッターだ。
自分のチャリは10 speedだったのだけど、店に10変速用のがなかったのと、10変速とはいえ前輪で2段階、後輪で段階変速できるタイプだったのでひとまず5/6/7用ので試してみることにした。
だいたい、チェーンはこの変速のギザギザの数で選べばよいみたい。
5~8スピードはこんな風に汎用できるものが結構あるから便利。
あともうひとつ、チェーンを外すのに必要なものが「チェーンカッター」である。
こんなやつ。
カッターなんていうものだから、チェーン切るの?切りきる自信ないなあと思っていたのだけど、切るというか外すための、ようするにネジ外しみたいなものだった。
このネジを外すことを自転車用語で切るっていうらしい。
何故かよく分からなくておもしろい。
工程はグーグルを頼りにいろいろ試したのだけど、工具が悪いのか、やり方が悪いのか、外すのに1時間近くかけてしまった...
そして、いざ新しいチェーン装着。
もともとクロスバイクを弄ったりしていたのでチェーンのセットはなんなくできた。
が、ここで新たな問題が。
「ミッシングリンク」である。これ、チェーンカッター要らずでお手軽チェ―ン着脱!というのが売りらしい。
確かにカチャッと一方のでっぱりをはめるところまでは上手くいったのだけど、もう一方がどうしてもはまらない。渾身の力で頑張ったり、手持ちの工具あれこれ試してみたけどどうも無理そうだ。
そしてやはり、「チェーンカッター」は要らないけど「ミッシングリンク」着脱用ツールを使ってね!と書いてあった。買うときに何か書いてあるなあと思ったけど店には置いていなかった。
amazonさんに頼んだけれどprimeの力をもってしても到着は月曜日。
明日ちょっと出かけたかったのだけど、最寄りの駅まで往復3時間弱。
仮で着いているチェーンで、たまに外れるのを覚悟でがんばるか、おとなしくするか...
良い天気そうだから出たいんだけどなあ。
試し乗りしたら快調だったから、応急処置でどうにか乗り切りたいところ。