古本市と送り火見物

お盆は京都に行ってきました。

目的は京都三大古本市のひとつ、下鴨納涼古本市と五山の送り火

両方ともずっと気になってたので良い機会でした。

台風の影響で15日の古本市は中止になってしまったので16日は古本市から送り火見物のフルコース。

 

下鴨神社、好きでよく行くのだけど、ふだんは気にもかけてない広場に古本屋のテントがずら〜っと並んでまさに圧巻。

そして古本のバリエーションの豊かさ。文化やら図鑑やら絵本やら書店にありそうな古本から、紙を糸で綴じた本やらふた昔前っぽい雑誌、電車の時刻表やら古切符、古ポスターまでマニアが好みそうなものまで山のように積まれていて、これぞ古本の海という感じ。

それぞれの本がいろいろな持ち主の手を渡り歩いてここまで来たのだなあと思うと感慨深い。 

結局買ったのは文庫数冊だったけど、ふだん買わない感じの本と出会えたし、洛中の古本屋マップも入手できたので上々でした。

 

 

夜は送り火見物。

四条大橋から三条大橋のあたりをふらふらして、大文字焼きと舟の字の送り火を拝みました。

実家の墓参りはできなかったけど、空は繋がっているしひいじいさまは関西の出なのでお祈りしておきました。

 

いつから続いているか知らないけども、たぶんずーっと続いてる五山の送り火

こういう文化を意地でもってくらい保存してるのが京都の良いところのひとつだなあと思いました。

京都に生まれたかったなと思ったり。

でも風習とかにがんじがらめで育つと嫌だなと思ったりするのかしら。

 

何はともあれ、送り盆晴れてよかった。

 

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